先週、定年退職後に出家して修行され、現在はさるお寺の住職をされている知り合いの和尚さんが、遊びに来てくださいました。
この和尚さんは、地域に密着して活動をされておられ、地域の方々に慕われているようです。そして今後も一層修行をして、地域活動を広げていきたい、とのことでした。
しばしば言われることですが、現在の日本では、仕事を辞めると、社会的つながり・人とのつながりが切れてしまい、生きがいを失ってしまうことが多いようです。
その中にありながら、この和尚さんは、みずからの新しい縁をつくりだし、なおかつ地域の新しい縁をつくりだしておられます。
たいへん感銘を受け、刺激をいただきました。
そもそもお寺には、家庭や職場以外の、新たなご縁をつくりだし、ゆるやかな生きがいをつくりだす場所としての機能があるように思います。
わたくしも、この和尚さんのように、お寺で生きがいをつくりだせるように、皆さまとともに工夫をしていきたいと考えております。