日曜日、檀信徒のみなさんと境内の竹木の剪定を行いました。
みなさま、ご苦労様でした、そしてありがとうございました。

臨済宗では、このような立場分け隔てなく皆が協力して作業をしたり、
資金を出し合って事業をするのを、
「普請(ふしん)」といい、平等、公共、扶助の精神をあらわすものとして、
古来より重要視してきました。

普請には土木作業や清掃、大工なども含まれるのですが、現在では、
大半は公共事業や商売に取って代わられ、行われなくなりつつあります。
人々のつながりが薄れてきているのか、少しさびしく感じます。

法林寺では、このような平等、公共、つながりを確かめる「普請」を、
これからも続けていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

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